屋根塗装の時に、縁切りやタスペーサーって何ですか?
2023.10.03 (Tue) 更新
軽量瓦、カラーベスト、コロニアルと呼ばれる屋根材があります
その屋根を塗装する際に、縁切り作業と呼ばれるものがあります
縁切りとは、何の為にするか
目的は、屋根材同士に隙間を作り、屋根の内側への浸水や結露の発生を防ぎ、屋根裏を腐食させない事です
え?、浸水を防ぐのに何で隙間をあけるの?とぎもんですよね
縁切り作業を行わないことで、微妙に出来る隙間から水を吸い上げて内側浸水してしまう現象があります
その現象を、毛細管現象と言います
その現象を防ぐのに、縁切りが必要になります
また、縁切り作業の目的と同じ役割をするのが、タスペーサーと呼ばれる縁切り部材です
マイペイントでは、基本、タスペーサーを入れて作業します
但し、屋根材(カラーベスト)が長年の自然環境で、屋根材が浮いていたり、反っている際はタスペーサーを入れる事はいたしません。