外壁が壊れてきたが直せるのか?費用はどのくらいかかるのか?
こんにちは、宮城県仙台市・名取市の塗装専門店
マイペイント、川上です。
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外壁が壊れているこのような現象を見たことはないでしょうか?
構造上の問題もありますが、外壁が壊れているケースが良くあります。
このようになりやすい場所が
窓回り
ベランダ外壁周辺
浴室窓回り
ウエザーカバー回り
この辺が良く外壁のボードが壊れる箇所です。
外壁の壊れる理由
外へが壊れる理由は様々です。必ずこれが原因という事は言えません。
でも、多くの現場を見ていて感じますがこれらが原因ではないかと思われます。
理由1 水が多く当たる箇所
サッシのレールの両端は必ず水が流れ落ちるように開口されています。この部分を水切りと言います。
水切りから水が流れ落ちる際に外壁に水が伝わり、外壁のボードが壊れやすくなってしまいます。
外壁と水切りの奥行きが少ないのが原因で、流れた水が地面へ落ちずに外壁に伝わってしまいます。
その為、多く水が当たり外壁が壊れます。
外壁材に多くの水が当たると劣化も早くなりますが、外壁材に水分がしみ込んでしまいます。
特に冬場は外壁材にしみ込んだ水分が凍り、体積が膨らみます。
膨らんだ体積で外壁材を壊しやすくしてしまいます。
理由2 内部結露
外壁材のお家側と外側では温度差が生じ結露を起こします。
この結露は外壁材の内側に湿気がたまり水になるケースが多く、外壁の内側から壊れて最後に外壁の表面を崩し始めます。
特にこの現象が起こるのは、浴室回りが多く換気扇周辺の外壁や、浴室窓周辺に起こりやすい現象です。
理由3 直貼り工法
建物へ外壁材を貼りますが、この時の貼り方の工法によるケースが考えられます。
最近の建物は通気工法となっています。
この通気工法とは簡単に説明しますと、外壁材と建物の柱に隙間があり下から上へ空気が通り抜けるように設計されています。
逆に、直貼り工法とは柱に直接外壁材を打ち空気の通り抜けがしにくい状態になります。
簡単すぎる説明説になりましたが、最近の建物は通気工法が絶対になっているので、よほど年数の経った建物の場合に考えられます。
外壁の壊れる原因は殆どがこの3つに当てはまるかと思いますが、絶対にこれが原因で壊れるとは言い切れないケースも多々あります。
例えば、コーキングが切れて外壁の内側に水が浸入し内側から外壁材が壊れるケースも考えられます。
いずれにせよ、構造上の問題もあるので絶対に治るとは言えませんが、あらゆる面で壊れる現象を想像し対策を練ったほうが良いでしょう。
壊れた外壁の補修方法は
よく見かけるのは、壊れた外壁の部分を削りパテやコーキングで補修する方法があります。
本当に小さい部分であれば推奨しますが、基本的に外壁が壊れた場合は貼り替えになります。
外壁の壊れていつ部分を少し大きい面で切り取り、外壁を貼り換えます。
注意!
外壁材の部分貼り替えの場合、現在貼ってある外壁材と同じものはありません。
その為、類似商品を外壁に貼ります。
各外壁メーカーも新しいデザインを発売し、商品を入れ替える為同じ柄のボードはほぼ見つかりません。
外壁材は同じものがないので似た様な材料を選んで貼りました。
この時点で外壁材が違うのは色も形も違うことがハッキリしていますが
色を塗るとほぼ分からなくなります。
こちらが仕上がりになります。
外壁の柄が違うのは仕方がありませんが、ペンキを塗るとほとんど気にならにような状態になります。
また、今回は水の流れが多かったため、ツダワンDを取り付けました。
このツタワンDは流れてきた水をキャッチし、外壁から離れた先へ滑り台のように水を流します。
壊れた外壁の補修工事費はどのくらいかかるのか?
一口にいくらとはお伝えしにくいところもありますが、おおよその金額ですと、6万円から10万円くらいかかると思います。
外壁の補修には既存のボードに近い商品を探します。ボードにもいろいろ価格がありピンからキリまであります。
また、ボードにもよりますが基本的に2枚一組で購入になります。
例えば一か所直したくても2枚購入しなければなりません。
言ってしまえば2か所も3か所直すのも金額は変わりません。
逆に外壁ボードが3枚必要であれば価格は高くなってしまいます。
その為、明確な金額はお伝えしにくいところですが経験上6万から10万くらいはかかるかと思います。
外壁が壊れてきたが直せるのか?費用はどのくらいかかるのか?まとめ
外壁材が壊れ始めたら内側の劣化も進行が進むので早目の対策が必要になるでしょう。
また、外壁の一部交換は可能ですが、柄が類似商品になります。
工事費用も6万から10万くらいかかります。この価格は材料やボードの枚数によっても変動します。
外壁の壊れは塗替えサインの一つです。
屋根外壁のご相談はいつでもOKです!(^^)!お待ちしております。